地震発生からから8ヶ月が経ちますが、地域はまだまだ復興の途上にあります。
そのような中、氏子の皆様、祭礼委員会、白山神社関係者の皆様をはじめとした多くのご支援を頂いて、9月8日に酒垂神社秋大祭を催行することができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
にわか雨の都合で酒垂神輿の御幸祭は宇出津大敷まででの折り返しとなりましたが、白山方神輿と共に御幸し、町中に大神の御稜威を賜ることができたように思います。
引き続き皆様の安全と、復興を祈念申し上げます。
地震発生からから8ヶ月が経ちますが、地域はまだまだ復興の途上にあります。
そのような中、氏子の皆様、祭礼委員会、白山神社関係者の皆様をはじめとした多くのご支援を頂いて、9月8日に酒垂神社秋大祭を催行することができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
にわか雨の都合で酒垂神輿の御幸祭は宇出津大敷まででの折り返しとなりましたが、白山方神輿と共に御幸し、町中に大神の御稜威を賜ることができたように思います。
引き続き皆様の安全と、復興を祈念申し上げます。
令和6年能登半島地震で鳥居など石造物が崩壊し、樹齢200年超の御神木が土砂崩れにより倒木するなど、当社においても大きな被害を受けました。能登町の人々の心の支えとなってきた神社の再建と地域復興を目指し、CAMPFIREにて2024年4月23日よりクラウドファンディングを開始します。
返礼品として、役目を終えた御神木の一部を使用した「復興祈願絵馬」「御神木のソーダ」等を制作し、プランに応じてお送りいたします。能登で暮らす方々の心の拠り所として、安心して参拝できる環境が一日でも早く実現するよう、皆様のお力をお貸しください。
CAMPFIRE プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/743654/
クラウドファンディングの概要は以下のとおりです:
令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
酒垂神社は平安時代のはじめに創建された、能登町宇出津に鎮座する神社です。漂着神伝説で著名であり、能登町を代表する夏の奇祭「あばれ祭(https://abarematsuri.jp/)」を対岸にある白山神社とともに主導しています。
あばれ祭の様子
2024年1月1日、初詣のお勤めの最中に令和6年能登半島地震が起き、当社では鳥居や灯籠など多くの石造物が崩壊しました。また、120段ある階段の参道の斜面に立っていた樹齢約200年の御神木2本が雪の重みと土砂崩れにより倒木。高台から町と人の営みを見守ってきた自慢の風景が一変し、戻し難いものとなってしまいました。喫緊の課題として、二次災害を防ぐため倒れた御神木の撤去を急ぐ必要があります。
これを撤去するにはクレーンで吊り上げる必要があり、多大な金額がかかる見込みです。
大人が10人寝られるほどの規模の根がひっくり返っています
神社も一部崩れ基礎が歪んでしまいましたが、なんとか形を留めて立ってくれています。本クラウドファンディングの資金をもとに能登町の人々が心の拠り所として安心して本社をご参拝いただけるよう、どうかご支援をいただけますと幸いです。
あばれ祭りで重要な役割を担ってきた御旅所鳥居(左:震災前、右:倒壊した鳥居のお祓いをする当社宮司)
左:震災前の春祭りの様子(2019年)、右:震災後
神道には、神様にお供えした米や酒、食べ物などを神前から下げ、皆でいただく「直会」という大切な行事があります。この度、震災の影響で役目を終えた御神木に感謝し、一部は木材として本殿の修繕に、それ以外の部分を加工し、直会という形でお分けします。
役目を終えた樹齢200年以上の御神木
本プロジェクトは、能登を想うたくさんの方々にご協力いただき実現しています。返礼品をつくる過程は、被災しながらも事業を続けている皆様への応援の気持ちを込めて、地元工務店、製材屋、蒸留所などすべて石川県内で行います。
復興祈願絵馬 イメージ
御神木から作る、酒垂神社の復興祈願絵馬です。長い間、能登の里山里海と人々を見守ってきた御神木の一部を使用しています。酒樽に乗ってきた神様を祀る酒垂神社らしく、台形の酒樽型にしています。
能登半島へのチケットとして、ご支援いただいた方がいずれ能登を訪れ、酒垂神社に絵馬をかけに来てくださることを願っています。
木のソーダ イメージ
御神木を蒸留して作る、微炭酸のノンアルコール無糖飲料です。樹齢200年の杉から作るソーダは、
境内の神聖な空気を感じるような味わい。神前からのおさがりをみなさまにお分けいたします。
商品開発には、森林環境へのエールになる製品や体験の開発を行うQINO(キノ、https://qino.jp/)が協力しています。
お清めミスト イメージ
御神木を蒸留して作る、お清めミストです。
お清めしたい空間にスプレーすることはもちろん、気分をリフレッシュして切り替えたいときに自身のまわりにスプレーするなど、お守り代わりに持ち歩いてお使いください。
御神木のお守り イメージ
酒垂神社の社紋と社名が入った、身につけられる御神木のお守りです。
神前からのおかげをいただき、みなさまが健やかに過ごせるように願っています。
※返礼品のデザイン・パッケージは開発中のため、変更になる場合があります。
プロジェクト名:倒木した樹齢の200年の御神木をお分けし、酒垂神社の再建と、能登の復興へ!
URL:https://camp-fire.jp/projects/743654/
開催期間:2024年4月23日(火)〜6月21日(金)予定
リターン(返礼)一例:
【3,000円】宮司からの御礼のメール
【5,000円】御神木で作ったお清めミスト 30ml・宮司からの御礼状
【7,000円】御神木で作った木礼御守り・宮司からの御礼状
【8,000円】御神木で作った復興祈願絵馬・宮司からの御礼状
【10,000円】御神木で作った木のソーダ3本セット・宮司からの御礼状
【12,000円】あばれ祭りの日付の御朱印・酒垂神社の神札
【50,000円】・当社でのご祈祷・御神木で作った復興祈願絵馬と御守り
※ご支援いただいた皆様にプロジェクトのご報告をお送りします。
※返礼品の発送は2024年11月頃を予定しています。
※ご祈祷には、当社までの交通費は含まれておりません。予めご了承ください
集まった資金は、下記に使わせていただきます。
・倒れた巨木の撤去
・参道の鳥居
・神様の漂流地に建てられた鳥居
・神社の歪んだ基礎の修繕・壁の修繕・耐震補修
・屋根の履き替え
能登町宇出津に鎮座する、平安時代のはじめ(833〜850年)に創建された神社です。石川県内でも漂着神伝説で著名な神社で、その昔、神様がアイの風(北東方向からの風を言い、春先に特徴的)が吹くままに酒樽に乗ってやって来たと言い伝えられています。
4月には人形で飾り立てた曳山が街を練りまわる「曳山(ひきやま)まつり」、7月には猛々しく神輿が暴れまわり、高さ7メートルの奉燈(キリコ)が煌々と輝く能登町を代表する奇祭「あばれ祭」を対岸にある白山神社とともに主導しています。
神社から見下ろす町並みの風景。遠島山と宇出津湾、また海を越えて越後の雪を冠した三嶺を遥かに望むことができます